【よく分からない人向け】DTM用のパソコン選びの際に注意するポイント【オススメ】

DTM関連

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どうも音又です。

今回はこういった人に向けて書いていきます↓

DTMやってて新しいパソコンほしいけど、どんな選び方がオススメなんだろう…

オススメのDTM向けパソコンとか調べたけど違いがよくわからない!

 

こういう悩みって意外と多いんじゃないかなと思います。

しかもパソコンって値段が高いだけに後悔したくないので簡単には決められませんよね。

 

ちなみに僕自信今まで何度かDTM用にパソコンを買っていて、しかも万年金欠なので出来るだけ安く買おうといろいろ工夫したりしてます。

そういった実際の経験なども踏まえつつ解説していきますね。

 

 

 

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DTM用のパソコン選びの際に注意するポイント

では早速やっていきましょう。

まずパソコンにもいろいろパーツやら細かな性能があるわけですが、ここでは特にDTMをする上で気にしたほうが良いパーツや性能にフォーカスして見ていきます。

 

DTMをする上で気にするべきパソコンの性能は

  • CPU
  • メモリ
  • HDD・SSD

辺りになります。

とここまで言われてパソコン周りが苦手な人だと

「出たよ…それがよくわかんねーよ…」

ってなると思うのでこの辺りを例をだしつつ軽く解説してみます。

 

CPU

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DTMに限らず普通にパソコンを選ぶ際にも一番よく話に出てくるのがこの『CPU』なんじゃないかと思います。

わかりやすく例えるならば

『CPU』=頭の回転の良さ

と考えて貰えばよいかと思います。

 

具体的にはDTMをやる場合だと、シミュレーションを行うようなプラグインや音源などを使う場合にこのCPUに依存してきます。

 例えばアナログモデリングなシンセや、エフェクトならリバーブなど。

 

 

オススメと選び方

ただこの辺はよくいろんなサイトでも書かれていることなのでもっと掘り下げて、

「じゃあオススメのCPUはなに?」

っていう悩みについても触れていきます。

 

例えば定番のインテルというメーカーのCPUであれば、i3、i5、i7、i9などのグレードがありますね。

基本的にこの『i◯』の数字がデカイほどスペックも高くなるわけですが。

この中でDTM用として選ぶのならば、『i5』か『i7』辺りがオススメなります。

価格的に見てもこの辺りが 妥当かなと思います。

 

また、このインテルのCPUも型番がいろいろあってパソコンのスペック表なんかをみると『Intel Core i7-9600K』みたいに書いてあることがあるかと思います。

こちらは基本的に『Corei7-xxxx』の『x』部分の頭の数字が大きいほど新しい型になります。

上記の『Intel Core i7-9600K』であれば頭の数字が『9』なのでシリーズ内で第9世代のバージョンという意になります。

 

 

別に最新でなくても良い

CPUは先述したように型番なども多くあり新旧様々な選択肢がありますが、基本的には自分の必要なスペックさえ揃っていれば、

『最新!』とか『最高グレード!』みたいなのじゃなくても良いかと思います。

 

それに言わずもがな型番が新しいほど(スペックが高いほど)、価格は高くなりますのでその辺も見極めた上で選択していくのが良いかと思います。

 

CPUのスペックの比較方法

あとCPUのスペックについては他のメモリやHDDなんかと比べたらパッと見でどれくらいすごいのかよくわからないかと思いますので、

以下のようなスペックを分かりやすく数値で表して比較しているサイトを参考にしてみると良いです。

 

www.dospara.co.jp

browser.geekbench.com

 

使い方としては自分の現在使用しているパソコンのCPUと買い換えようと思っているパソコンのCPUとを比較してみるみたいな感じで使うと良いかなと思います。

もちろん数字上だけではなかなか測れない部分もあるのですが、一つの基準として使うのは全然ありだと思います。

 

メモリ

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次にメモリですがこちらもよくPCのスペック改善の話などでよく出てきますね。

同じようにわかりやすく例えるならば

メモリ=作業スペースの広さ

みたいな感じになります。

 

これがどういうことかと言うと極端な例をあげますが、例えば折り紙を折るとしましょう。

一方は混雑した満員電車の中で折ります。

→スペースが狭い

 

もう一方は広々とした机の上で折ります。

→スペースが広い

 

このどちらかだと作業効率がいいのは言うまでもなく後者ですよね。

これはあまりにも極端な例でしたがこんな感じでメモリが多ければ多いほど作業スペースが増えるので効率があがります。

 

具体的にはメモリが多いほど、沢山のトラック数や音源数に対応できるかと思います。

逆に少ないとDAWによってはたびたびメモリエラーが出たりしてだいぶストレスになるんじゃないかと思います。

 

オススメと選び方

メモリに関しては、DTMなどをやるならば16GBほどあれば問題ないかと思います。

また、メモリはCPUなどと比べたら交換などの敷居は低めなので足りなかったり、問題があった場合は後から交換するなり増設するなりするのも手です。

 

☆CPUとメモリで大体の能力が決まる

 ここまでCPUとメモリについて話していますが、パソコンのスペックに関してはだいたいこの辺りでほぼ決まるかと思います。

 

もちろんあとから話すHDDなども重要ではあるのですが、

基本的にモッサリした動作になったり、固まったりと作業中のストレスが溜まる原因になりやすいのはCPUやメモリの性能不足だったりするので、この辺りは一番重要視すべきポイントかと思います。

 

HDD・SSD

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これは先述したCPUやメモリほどスペックに依存してくるものではありませんが、それでもDTMで使用する上で、

記憶容量や読み書きのスピードは見ておきたいポイントになります。

 

これらは例えるまでもなく

HDD・SDD=データを記録・記憶するもの

みたいな感じで捉えれば考えやすいですね。

 

パソコンは基本的に頭で考えて(CPU)頭でとりあえず覚えておいて(メモリ)忘れないように記録しておく(HDD)みたいな感じのサイクルで動いているので、これをなんとなく認識しておくとパソコンの性能やパーツに関して覚えやすくなるかと思います。

 

では話を戻しますが、HDD・SSDというのは基本的に記録をするものになりますので記憶容量が重要だというのはなんとなくイメージできるかと思います。

しかしDTMなどをするならばそれだけでなく他にも読み書きのスピードなども重要になってきます。

 

 

HDDの回転数

データの読み書きのスピードは様々な要素から決まるのですがここではHDDの場合の回転数について見ておきます。

 

HDDの回転数とは『rpm』で表されていて、『5400rpm』や『7200rpm』と言った具合でいくつか種類があります。

見た目通り、この数字が大きければ大きいほど読み書きの速度は上がります。

 

そしてDTMをする上ではできる限りこの回転数が『7200rpm』以上のHDDを選択することをオススメします。

 

理由としては単純に読み書きの速度が速いというのもありますが、

音源のメーカーによっては『7200rpm』のHDD上にインストールすることを推奨しているところもあるからです。

回転数が遅いことによって音源のデータ読み込みなどに支障が出てしまうことがあるのでこういった基準を決めているのだと思いますので、HDDを搭載するならばこれは確認しておくと良いでしょう。

 

なおSSDには構造上回転数みたいな概念はないのでそこまで気にする必要はありません。

 

SSDはどうなの?

あとここで「SSDって最近よく聞くけどどうなの?」って人に向けても書いておきます。

最近だとDTMとかに関わらずSSDをパソコンに搭載することはメリットが多いと聞くことは多いかと思います。

 

実際、HDD等と比べたらスピードも圧倒的ですし、快適さも断然SSDの方が上なのでたしかにメリットはデカイです。

 

ただし現時点ではSSDはまだ価格が高かったり、壊れる時はいきなり壊れるみたいなデメリットもあるので、それらを許容した上で使うのであれば全く問題もありませんし、制作効率もあがるんじゃないかと思います。

 

それに結局壊れる時いきなり壊れるのはどれも同じですしね。

 

 グラボやサウンドカードはいるの?

パソコンのスペック表や、カスタマイズメニューなどをみると

グラフィックボード(グラボ)』や『サウンドカード』などの名前も目にすることがあるかと思います。

こちらについて話しておくとぶっちゃけそんなに必要性はないかなと思います。

 

まずグラボについてですが、グラボは

『映像描写』や『3Dモデリング』、『3Dゲーム』など

名前の通りグラフィック周りの動作を行う場合に必要なスペックとなります。

 

例えば動画編集をするだとか、モデリングをするだとか、ゲームをするだとかならば必要かもしれませんが、

DTMをするという点においてはそこまで必要性はないかと思います。

 

次にサウンドカードですが、こちらは一見するとDTMに必要な気もしてきますが、DTMをやる場合は既に別で音を司るデバイスとしてオーディオインターフェースなどを使用している場合が多いので、

わざわざ別途でサウンドカードを導入する必要もないかなというふうに感じます。

 

とはいえあくまでDTM用のパソコンという前提でのお話しですので他になにか用途や目的があるのならば、導入しても問題はないです。

 

またこの辺もデスクトップならば基本的に後から増設したりといったことも可能です。

例外的にMacbookなどのようにノートパソコンでも外部グラボなどが用意されている場合もあるので気になる方は調べてみてください。

 

難しいことを考えたくない→Macを買う

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ここまですっごくいろいろ話してきたと思いますが、もし予算があるのならば個人的にはAppleのMacを買うことをオススメします。

 

理由としてまず1つは選択肢が減らせることです。

普通にパソコンを買おうと思えば、メーカーだけでも沢山ある上に、さらにグレードや構成違いなど…とにかく選択肢が沢山あるので、詳しくない人ほど何を選ぶべきなのかわからなくなってしまいます。

 

それに比べて思い切って「Macにしよう!」と決めたならばそこからはだいぶ選択肢が減りますよね。

確かにMacでもモデルがいくつかあったり、構成(カスタマイズ)違いがいくつかあるのでそれらを選ぶ必要はありますが、

パソコンというくくりだけで選ぼうとした時と比べれば大したことないですよね。

 

理由として2つ目は一度買えばかなり長く使えるスペックになっている点です。

Macっていうのは高価な分、中身のスペックもかなり高いものになっています。

なのでわからなくてもとりあえずこれを買っとけば長く使えることは保証します。

 

Macの中でもDTM用としてのオススメはiMac、持ち運びたいならばMacbook Proって感じになりますかね。

どれも狂ったような価格設定なのでお金がない人には完全に無理ゲーですが、ローン組んだり、貯金したりできるような人にはオススメしておきます。

 

ちなみにiMac ProとかMac Proとかもありますが、普通にDTMやるならなにもそこまでする必要は無いと思います。その辺はさらに高いですし。

 

 

安く買えるなら何でもやりますから!→自作する

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「安く買いたいぜ!」「ある程度欲しいスペックはまとまってるぜ!」
って人には自作もオススメしておきます。

 

自作と聞くとかなり難しいように感じますが、ちゃんといろいろ調べて前知識をつけた上でやっていけばそんなに激ムズ!!ってわけでもないです。

ちょっとミスったらやばいプラモデルくらいの感覚でトライすればいけます!

 

しっかり値段などを確認しつつパーツを揃え、組んでしまえばショップよりも安くなりますし、必要以上のカスタムがされる必要もないので余計なお金もかかりません。

 

ただデメリットとしてはメーカー・ショップのサポートが受けられないので、心配な方やサポートが欲しいって方はそういったちゃんとしたところから買う方がいいですね。

 

おわり

てなわけでこんな感じで書いてみました。

DTM用ともなると張り切って「いろいろスペック高くしたいなー」なんて思う方も多いとは思いますが、

あれもこれも、『とりあえず一番良さそうなのを選ぶ』みたいにしてしまえばその分価格も高くなってしまいますので、必要に応じて必要なだけのスペックのパソコンを選んでいけばお得に環境を作っていけるかと思います。

そこで無駄な出費を抑えれば、その分音源やプラグインを買ったりする予算にもまわせますしね!

 

では今回はこの辺で、さいなら。

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